メッツが2022年の首位打者ジェフ・マクニール内野手(33)をアスレチックスに放出した。米スポーツ専門局「ESPN」のジェフ・パッサン記者は22日(日本時間23日)に自身のX(旧ツイッター)で「情報筋によるとアスレチックスはメッツから二塁手のジェフ・マクニールを獲得する」と速報した。

 その後「メッツはジェフ・マクニールをアスレチックスに移籍するトレードで新人投手を獲得する」「(メッツはマクニールの年俸を補填する)現金も支払う予定だ」「(投手は)右腕ヨルダン・ロドリゲス」と相次いで伝えた。

 マクニールの来季年俸は1575万ドル(約24億7000万円)でメッツが575万ドル(約9億円)を負担。アスレチックスが払うのは1000万ドル(約15億7000万円)。27年の球団オプションを行使しない場合に発生する200万ドル(約3億1400万円)のバイアウトも、メッツ側が負担する。

 ニューヨーク・ポスト紙はこの動きを、編成戦略だけではなく昨年6月20日に起きたフランシスコ・リンドア内野手(32)との口論を引き合いに出し、「クラブハウスの問題解消」と報じた。

 ニモ、アロンソ、ディアスに続く主力選手の放出やFA移籍は崩壊にも映る。しかしその一方で、スターンズ編成本部長の主力の年齢や契約効率を見極めながら、組織の再建を同時に進めようとする意図も透けて見える。この判断は黄金時代につながるのか、それとも暗黒時代を招くのか。数年後には結果が出る。

 いずれにせよ、15年総額7億6500万ドル(約1147億円=当時)でフアン・ソト外野手(27)を獲得しながら今季のポストシーズン進出を逃したメッツ。大金を投じた以上、短期的な結果はもちろん、王国作りも求められる。