主力選手の流出で大揺れのメッツだが、くすぶっているのがチームリーダーのフランシスコ・リンドア内野手(32)とフアン・ソト外野手(27)の〝不仲説〟だ。リンドアをめぐってクラブハウスの空気がよくないと報じられ、生え抜きのブランドン・ニモがレンジャーズに放出された原因の1つもリンドアのキャプテン就任に反対していたことが挙げられた。

 さらに心配されるのが良好な関係を保っていたはずのリンドアとソトの関係だ。シーズン序盤は不振からブーイングを浴びるソトを必死にかばっていたリンドアだったが、一方で「ソトは世間からかけ離れているような感じだ。彼自身と家族、彼の小さなコミュニティーの中だけにいる。ただチームに出入りするだけだ」と「FOXスポーツ」に物足りなさを話し、ソトも同郷のマルテを慕い、「リーダーはマルテだ」と口にしていた。

 キャプテン就任が濃厚なリンドアと主砲ソトは〝新生メッツ〟を背負っていく立場。明るいリンドアとおとなしいソトが手を取ってチームをけん引できるのか。ソトは14日のリズ・ガルシアのユーチューブで「リンドアとはすごく仲が良いんです。ご存じの通り彼は素晴らしい選手で、素晴らしい人物で、クラブハウスでいつも陽気な人です」と話しているが…。

 米メディア「アスロンスポーツ」は「2026年のメッツはリンドアとソトの活躍、2人のチームを率いる能力にかかっている。強いケミストリーを維持できれば過渡期にあるクラブハウスの雰囲気をつかみ、再び優勝争いに加わるために必要な安定感をもたらすだろう」と伝えている。タイプの異なる2人の関係性がチーム再建のカギを握りそうだ。