巨人の岸田行倫捕手(29)が来季の主将を務めることが決まり、阿部監督から通達された。

 今季は阿部監督の「選手全員が責任をもって引っ張ってほしい」との願いの元、球団としては20年ぶりにキャプテン制を廃止。来季はリーグ3位からのV奪還を狙うため同制度が再び復活する運びとなると、24年シーズン以来となるキャプテンには侍ジャパンにも選ばれるなど成長著しい若き司令塔が就くこととなった。

 阿部監督から「キャプテンをやってくれ」と思いを託されたという岸田は「年齢的にも中堅ぐらいになってきて、チームを引っ張っていかなければならないと思っていた。そのタイミングで選んでいただけたのは本当にうれしいこと」と率直な心境を告白。指揮官からは「まずは思うようにやってくれ」と伝えられており、これまでの枠にとらわれない「新たなキャプテン像」が作り上げられていく可能性も高い。

 岸田自身も「結局グラウンドでプレーするのは選手。選手同士で意見を出し合った方が絶対にいいと思うんですよ」と持論を明かすと「選手がちょっとズルズルいってるところは僕が見てて感じるところもあった。そこで誰かが一声かけたりするのがあるのとないのとでは全然違うと思うので、しっかりできるようにしたい」とキャプテンが空位のまま臨んだ今季について振り返りながら強く意気込んだ。