新日本プロレス14日の熊本大会で、NEVER無差別級王者のEVILが2021年東京五輪柔道男子100キロ級金メダルのウルフアロン(29)と大乱闘を繰り広げた。

 極悪軍団「ハウス・オブ・トーチャー(H.O.T)」を率いるEVILは来年1月4日東京ドーム大会で、同試合がプロレスデビュー戦となるウルフとのV1戦を控えている。この日の大会では成田蓮&SANADAとのトリオで、NEVER無差別級6人タッグ王者の矢野通&YOH&マスター・ワトに挑戦。来年1・4で開催が決定済みの同王座をかけたトルネードランボーの妨害を狙った。

 H.O.Tの面々を次々と乱入させてリング上を無法地帯にすると、金丸義信をレフェリーに見立てベルト奪取をアピールしたが、当然認められるはずもなく無効試合に。H.O.Tが引きあげようとしたところにマーティ浅見レフェリーとともにウルフが現れて、再試合が行われることとなった。

 この裁定に不服なEVILはウルフと乱闘を展開する。再試合前にウルフはH.O.Tのセコンド陣とともに退場となったが、王座戦がまたしても大荒れの展開になると再登場。先に試合に介入した2代目ディック東郷(SHO)をスリーパーで捕らえて、H.O.Tの蛮行を阻止した。

 結果的に試合はSANADAがYOHの首固めで3カウントを奪われH.O.Tが敗戦。こうなると収まらないのがEVILだ。決着後の場外でエルボーの応酬を繰り広げ、両者がヤングライオンたちに押さえつけられながらバックステージになだれ込む。

 ウルフが「テメー、ふざけんなよ」と怒りをあらわにするとEVILも「オメーがふざけんなよ。クソガキが!」と激高。「東京ドームで覚えとけよ」と言い放つウルフに対し、EVILが「オメーが覚えとけ! ふざけんな、コラ!」と叫びながら控室へ消えていった。

胸ぐらをつかみ合うEVIL(左)とウルフアロン
胸ぐらをつかみ合うEVIL(左)とウルフアロン