新日本プロレス10日長崎大会の「ワールドタッグリーグ(WTL)」準決勝で、Aブロック1位の「毘沙門」こと後藤洋央紀(46)、YOSHI―HASHI(43)組がザック・セイバーJr.(38)、大岩陵平(27)組に敗れ4度目の優勝はならなかった。

 2021~23大会で前人未到の3連覇を達成した名タッグが、準決勝で姿を消した。毘沙門はザックに狙いを定めて磔の刑から消灯を狙うも大岩にカットされる。ならばと隠し狭間からのラリアートで大岩を場外へ追いやり、再びザックに集中砲火を浴びせていく。

 串刺しラリアートから後藤ごとヘッドハンター、激烈一閃と合体技攻勢で勝負に出る。しかし必殺の消灯を阻止されると、リングに入ってきた大岩とザックに後藤が掟破りの磔の刑を浴びる。さらに大岩のジャーマンスープレックスからザックのジャックナイフ式エビ固めで押さえ込まれ3カウントを奪われてしまった。

 決勝戦(14日、熊本)にたどり着けなかったYOSHI―HASHIは「毘沙門は世界最高のタッグだと思ってる。でも今日はアイツらが上を行ったよ。最後の俺たちの畳みかけの上を行ったからね。まあ正直、俺たちの負けだよ。認めるよ」と敗戦の弁。「でも俺たちは倒れてからが強いからな。こうやって負けた後にさらに進化して、強みを増していく。だからこそ次、俺とごっちゃんが組んでリングに上がる時を楽しみにしておけよ」と逆襲を誓っていた。