ドジャースのデーブ・ロバーツ監督(53)が自身の発言撤回を拒否した。

 米全国紙「USA TODAY」は8日(日本時間9日)、「ドジャースのデーブ・ロバーツ、MLBのサラリーキャップ(年俸上限)について意外な意見を述べる」との記事を配信した。

 フロリダ州オーランドで開催中のウインターミーティングで取材に応じたロバーツ監督は先日、出演番組でサラリーキャップ制へ賛同したことに、「私も皆と同じように意見を言う権利がある。だから、これは一人の人間の意見だと思う。そして幸いなことに――残念ながら――私には投票権がない」とあくまで第三者として意見したと強調した。

 続けて「野球界は現在、素晴らしい状況にあり、誰もが勝っていると思っています。最高の競技です。そして、とても楽しいです。ですから、私は2026年シーズンに集中していますが、質問を受けたので、正直に答えました」とその意図を明かした。

 総年俸抑制のためほとんどのオーナー陣がサラリーキャップ制導入に賛成している。一方、選手会側は反発しており団体交渉が行われる2026年オフにロックアウトの可能性が浮上している。

 同記事は「ロバーツ氏は、単に正直な気持ちを伝えたかっただけだとして、コメントを撤回することを拒否した」と報じると「しかし、繰り返しますが、私の意見が物事を動かすべきではない。そういう議論をする人もいるでしょう。しかし、私は今の野球の状況を気に入っています。野球というスポーツが好きなんです」と現状への不満はないとした。

 指揮官は選手からの反発について聞かれると、「選手たちは皆、私が彼らのことを、彼らの健康をどれほど大切に思っているかを知っている。だから、そんなことは決して…私は全く心配していない」と一笑に付した。