ソフトバンクの新入団選手発表会見が8日に福岡市内で開かれ、今秋ドラフト会議で1位指名した佐々木麟太郎内野手(20=米スタンフォード大)を除く支配下4選手に育成を含めた12選手が出席した。歓迎のあいさつで小久保監督は「野球ノートを必ずつけてください。成長するには必須です。教えてもらったことを自分の感覚にしていくには記憶だけでは無理。自分のノートをつくることをスタートとしてください」と要望。希望に満ちた新人たちに成功のヒントが送られた。
この中から、一軍戦力に定着する選手が何人出てくるか――。球団内外で密かに注目されているのが、ドラフト5位・高橋隆慶内野手(23=JR東日本)だ。「他球団ではスカウトが2位で推していた選手」(チーム関係者)。身長186センチ、体重94キロの恵まれた体格で、ホークスの宮田善久スカウトが「社会人ナンバーワンのスラッガー」とほれ込んだパワーヒッターだ。
中央大から進んだJR東日本で確実性を上げて念願のプロ入り。遠くに飛ばす能力は教えて身につくものではない。その希少性から、上位で指名されても不思議ではなかった。
巡り合わせもあって、ソフトバンクと赤い糸で結ばれた。この日の新入団会見では堂々と「プロでの目標はホークスの顔と言ってもらえる選手になること」「ゆくゆくは日本で一番の打者と言ってもらえるようになりたい」などとあいさつ。持ち味の長打力を生かし、立身出世が期待される。
かつて首位打者を獲得した長谷川勇也(スキルコーチ)、今季パ・リーグの最高出塁率に輝いた柳町達も「ドラフト5位」で入団し、タイトルホルダーへと駆け上がった。支配下で一番最後に名前を呼ばれた男には、ロマンがある。













