〝スーパールーキー〟がV奪還の立役者となった。関東大学ラグビー対抗戦最終節(7日、東京・国立競技場)、明大が25―19で早大を破り、5年ぶり19度目の優勝を達成。両軍で唯一、1年生で先発出場したFB古賀龍人が強心臓ぶりを見せつけた。
明大は日本代表FB竹之下仁吾(3年)がコンディション不良により欠場。U20代表の古賀が大一番でスタメン起用され、3万9084人の大観衆を前に、攻守において躍動した。「(上級生と)対等に、なんなら自分が超えてやるぐらいの気持ちでやった。あんまり環境に左右されないのも、自分の強みとしてあるので」と胸を張った。
後半27分にはボールを持って一気に相手陣のトライエリアへ進入したが、直前に主審の笛が鳴って得点はならず。これに対し「文句を言っても仕方ないし、レフェリーの印象が悪くなっちゃうので。レフェリーがいないと自分たちもゲームができないので、リスペクトを持って判断に従う」と誠実な一面をのぞかせた。
明大の神鳥裕之監督(51)も、古賀の活躍に「本当に良かった。大舞台でも(練習場がある)八幡山でやっているパフォーマンスを発揮するのは簡単ではない。それをしっかりやり切れるのは、メンタリティーの部分でも成熟している」と絶賛した。
明大は全国大学選手権で、7季ぶりのVを目指す。期待のルーキーは「ここで満足することなく、選手権優勝に向けて日々成長し続けたい」と言葉に力を込めた。













