フィギュアスケートのグランプリ(GP)ファイナル(愛知・IGアリーナ)で銅メダルを獲得した女子の坂本花織(シスメックス)は〝混戦模様〟を歓迎している。

 今大会はショートプログラム(SP)で日本勢最下位の5位発進も、フリーで巻き返して表彰台を奪取。7日の一夜明け取材では「SPで予想外のミスがあったので、正直あきらめモードになっちゃっていたけど、いろんな人が後押ししてくれて、なんとかフリーで切り替えることができた」と振り返った。

 日本勢上位2位に食い込んだことで、2026年ミラノ・コルティナ五輪の代表入りに大きく前進。ただ、最終選考会の全日本選手権(19日開幕、東京・国立代々木競技場第一体育館)は渡辺倫果(三和建装・法大)、千葉百音(木下グループ)、中井亜美(TOKIOインカラミ)ら、さまざまな年齢層のライバルたちと相まみえる。

 厳しい戦いが予想されるが「今はもうシニアの中でファイナルが4人、去年も5人出られたので、国内の争いが本当に今まで以上にシ烈になってきてるので本当にいいこと」とニヤリ。その上で「全日本はやっぱり特別というか特殊というか、どの大会でも経験できない独特な雰囲気がある。あと10日間ぐらいしっかり練習して、SP、フリーと自己ベストに近い点が出せるようにしたい」と力を込めた。

 この日のエキシビジョンでは「Poison」を演じた坂本。日本のエースは大一番に向けて、ここから調子を上げていく。