J1柏のリカルド・ロドリゲス監督(51)の〝名将ぶり〟をイレブンが明かした。
明治安田J1リーグ最終節(6日)、2位・柏がホーム町田戦(三協F柏)に1―0で勝利。首位・鹿島に勝ち点1差で及ばす、2011年以来のリーグ戦制覇を逃した。それでも、チームは17位に沈んだ昨季からV字回復。J1浦和などで指揮を執ったロドリゲス監督が今季から就任すると開幕から安定した戦いを続け、最後は6連勝で締めくくった。
ロドリゲス監督は「あと一歩届かない形で優勝できなかったことは悔しいが、選手とチームを誇りに思う。今季、選手たちは本当に魅力的なサッカーを表現してくれた。新しい時代を築くスタートを切れたと確信している」と今季を総括した。
DF三丸拡(32)は指揮官の優れた手腕について、次のように証言する。「一言で表すのは難しい。戦術面がフォーカスされがちだが、それだけではない。求めるフィジカルの水準や、チームのマネジメント面で、試合に出ている選手もそうでない選手もしっかりと準備させていたし、練習で良いパフォーマンスをする選手がいたら、しっかり使っていた。シーズンを通して全員が試合に関わってのこの結果なので、本当に全てにおいて」
出場時間に関わらず選手全員に目を向ける指揮官のスタンスが、今季の躍進につながった。その姿勢は、選手たちにかける言葉にも表れていた。
三丸は「シーズン開幕前から(ロドリゲス監督が)『本当にシーズンを通して全員の力が必要になる』と、ずっと言っていた。シーズン序盤で、僕を含め出番がなかった選手が、中盤や終盤でしっかりと出番をつかんで活躍する流れがあった。それを監督がちゃんと想定して、本当にその通りになった。そうやって示してくれたからこそ、みんながついてきたし、やってこれた」と振り返った。
チームの総力を重視する指揮官と、導かれた選手たちが一丸となって切り開いた柏の〝新時代〟。来季のさらなる飛躍が楽しみだ。












