フィギュアスケート女子の千葉百音(木下グループ)が、まさかの失速に表情を曇らせた。

 ショートプログラム(SP)首位で迎えたグランプリ(GP)ファイナル最終日(6日、愛知・IGアリーナ)のフリーでは、3回転ループ、3回転サルコーで転倒するなど、ミスが目立った。132・95点にとどまり、合計210・22点で5位だった。

 今大会で日本勢上位2選手に入れば2026年ミラノ・コルティナ五輪出場に大きく前進できたが、表彰台は2位の中井亜美(TOKIOインカラミ)、3位の坂本花織(シスメックス)に譲る形となった。演技後の千葉は「気持ちの整理がついてないところもあるけど、今までに感じたことがないぐらい足に力が入らなかった」と目を潤ませた。

 次戦の全日本選手権(19日開幕、東京・国立代々木競技場第一体育館)が五輪切符を懸けたラストチャンスとなる。「こんなミスは2度と許されない。本当に今後の戒めにして、もう2度とこんな過ちを犯さないように努力しないと、今日の自分にとっての罪は償えない」とリベンジを誓った。