国際スケート連盟(ISU)の金載烈会長がフィギュアスケートのルール変更について展望を明かした。

 ISUはショートプログラム(SP)とフリーの合計得点で争う方式を廃止し、27~28年シーズンから演技を技術系と芸術系に区分する新案の導入を目指していた。しかし、10日にスペインで行われた総会後、金載烈会長は30年フランス・アルプス五輪シーズンまで大幅なルール変更を行わないと表明した。

 ただ、将来的なルール変更には意欲的だという。ロシアメディア「sports.ru」によると、金載烈会長は「フィギュアスケートのルールを簡素化することは、長期的な重要な目標」と改めて強調。「現在のルールは非常に複雑で、最近引退した選手の中には理解できないと言う人もいます。一般のファンにもこのスポーツを楽しんでもらえるよう、ルールと判定を簡素化したいと考えています」との見解を語った。

 その上で「大きなルール変更があれば、次の(五輪)サイクルで採用します。しかし、選手やコーチが準備できるよう、28年までに変更点を準備し、テストを行い、発表する予定だ」と説明。多くの選手がルールの改正に反対しているが、ISUはどんな決断を下すのだろうか。