メリットをフル活用だ。カーリングの日本選手権最終日(14日、神奈川・横浜BUNTAI)、女子決勝はSC軽井沢クラブが北海道銀行を7―6で下して2年ぶり2度目の優勝。男子のSC軽井沢クラブとのアベックVを果たした。
今大会は異例の6月開催。アイスには霜がつくなど、難しいコンディション下での試合だった。男子のSC軽井沢クラブでサード兼スキップの山口剛史が「今年はアイスを読めない苦しさの方が大きかった」と明かすほどだ。
そこで女子のSC軽井沢クラブでスキップを担う上野美優と情報を共有したという。山口は「今回はずっとアイスと石の情報交換を毎試合終わった後にしていた。アイスコンディションがどうだったかとか、1日でどんなことが起こったかを具体的に聞いていたので、すごくスキップとしてはいい情報もらえていた」と感謝。日本トップクラスのチーム同士でブラッシュアップを図っていたのだ。
だからこそ、徹底的に話し合った。2次リーグ最終戦では北海道銀行に敗れた。上野美は「アイスが違うと感じていたが、その対応の仕方でうまくいかなかった部分が多かった」と反省しつつも「改善点がハッキリと見えた。どうアイスを読んで対応するかを、たくさん話し合う必要がある」と冷静に分析。データを上積みしていき、アイスへの対応力を高めていった。
「今までのどの試合よりも良かったねと言えるような、そして試合が終わった時にみんなで成長して達成感を感じられているような試合をしたい」
前回大会は無念の1次リーグ敗退。悔しさをバネに、日本一決定戦で進化を証明した。












