ソフトバンク・中村晃外野手(36)が5日に福岡市内の球団事務所で契約更改に臨み、2000万アップの年俸1億2000万円プラス出来高でサインした。

 今季は小久保監督と話をした上で、開幕前は代打の役割に徹する構えだったが、ケガ人が続出したチーム事情もあって結果的に116試合に出場。打率2割4分、3本塁打、34打点の成績を残し、昇給をつかみ取った。ベテランは「チームが優勝できましたし日本一になれた。自分としてもたくさん試合に出られましたし、最後ケガしましたけど、比較的良いシーズンだったんじゃないかと思います」と今季を総括した。

 自身の数字については「あんまり良くはない」と語ったが、勝負強い打撃でリーグ連覇に貢献したことは誰の目にも明らかだった。8月には節目となる1500安打も達成し「シーズン当初は想像できなかった記録だったので、素直にうれしかった」と笑顔を見せた。

 日本シリーズは腰痛を発症した影響でベンチ外。11月に受けた腰椎椎間板のヘルニア手術から1カ月が経過した。ジョギングなどは段階を見て再開していく予定で「焦って変なことになってもよくない」と今は療養に専念。宮崎春季キャンプの初日入りは「たぶん無理だと思う」と語ったが、「できれば(開幕に)合わせていきたい」と今後をにらんだ。

 来季はさらなる競争の活性化が見込まれる。「また来年は来年で新しいチームなので、そこに入っていけるように頑張りたい」とプロ19年目のシーズンへ、ベテランは気を引き締めた。

 次なる目標について「まずは試合に出ることじゃないですか。あとはやっぱりリーグ優勝ですね、3連覇したい」と口にした鷹の背番号7。来季の勝利に向けて、今はコンディションを整える。(金額は推定)