フィギュアスケートのジュニアグランプリ(GP)ファイナル初日(4日、愛知・IGアリーナ)で、女子の島田麻央(木下グループ)が貫禄の演技を披露した。

 自国開催の一戦は「本当に緊張してしまって、足が震えてしまった」と振り返るが、冒頭のダブルアクセル(2回転半ジャンプ)、3回転ループを着氷させると、3本目の3回転ルッツ―3回転トーループも成功。スピン、ステップはいずれも最高難度のレベル4を獲得し、シーズンベストの73・45点で堂々の首位発進を決めた。

 以前は緊張からミスが出る場面があったものの、この日は緊張感のある中でも安定した演技を見せた。「国際大会のSPでノーミスができていなかったので、それができたのが本当にうれしい。プラス結果もついてきて、本当に良かった。大きなミスなく終えられたのは、これまですごく緊張した状態で試合に出てきた経験が役立っている」と手応えを口にした。

 5日のフリーでは全選手が大技のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)に挑戦する可能性もある。「以前は挑戦している選手の方が少なかったので、そこ以外はミスをしないことを心がけていたけど、今はもう全員の選手が挑戦している。そして自分よりも(成功の)確率が高い選手が多い」と分析しながらも「自分らしさは大技だけじゃないと思っている。そこを出しつつ大技も決めれたら」と慌てる様子はなし。自分のペースで4連覇への道を切り開く。

歓声を浴びた島田麻央
歓声を浴びた島田麻央