米ヤフースポーツなど複数の米メディアは1日(日本時間2日)にFA市場で目玉の一人である左の大砲カイル・シュワバー(32)を巡り、再契約を目指すフィリーズを筆頭にメッツ、レッドソックス、レッズが激しい争奪戦を繰り広げていると報じた。

 シュワバーはフィリーズでの4年間で187本塁打、434打点をマークし、圧倒的な長打力でDH兼左翼手として存在感を発揮。今年は56本塁打、132打点でナ・リーグ2冠に輝き、MVP投票でもドジャースの大谷翔平投手(31)に次ぐ2位になるなど、市場価値は急上昇。再契約はフィリーズの最優先事項の一つだ。

 同地区のメッツも狙っている。戦力補強と同時にライバルの戦力をそぐことになり、一石二鳥だ。複数年契約すれば、同じく守備に難がありDH専念が見込まれるFAのピート・アロンソ内野手(30)との共存が困難となり、アロンソが玉突きで退団する可能性も指摘される。キャリア通算bWARではアロンソが23・3で、シュワバーの19・9を上回っているが、fWARではそれぞれ20・8、21・8と逆転。甲乙つけがたい。

 レッドソックスも打線強化の一環として獲得に関与しているとみられる。21年8月からの短期在籍で人気を博した。ポストシーズン進出、ワールドシリーズ制覇のカギになるだろう。

 MLBネットワークのジョン・モロシ記者は8日(同9日)から始まるウィンターミーティング期間中に大型契約を結ぶと予想した。早期決着するのか。