米国・AEWの「AEW DYNAMITE」(テネシー州ナッシュビル)が26日(日本時間27日)に放送され、「コンチネンタル・クラシック(C)」が開幕。連覇を狙うAEW統一王者のオカダ・カズチカ(38)はカイル・フレッチャー(26)に敗れ、まさかの黒星スタートとなった。
7月にコンチネンタル王座とインターナショナル王座を統一。今回はコンチネンタル王座をかけてのリーグ戦で全12選手が出場し、2ブロック制で行われる。公式戦は20分1本勝負で勝利の場合3点、引き分け1点、負け0点のポイント制で争われ、リングサイドへのセコンドの立ち入りは全面禁止となる。
オカダはゴールドリーグにエントリー。同じ「ドン・キャリス・ファミリー」ながら、不仲が続く新日本プロレスのIWGP世界ヘビー級王者KONOSUKE TAKESHITA(竹下幸之介)はブルーリーグに入った。オカダの公式戦初戦の相手フレッチャーもファミリーの一員だが、オカダの援護がなくTNT王座から陥落したことからコンチネンタル王座取りに切り替えていた。
悪党同士の一戦は序盤から意地の張り合い。フレッチャーがコーナー上段からの攻撃を狙うと、オカダはレフェリーを突き飛ばしてロープに当てて、反動でフレッチャーの股間をトップロープに直撃させる巧みな攻撃を見せた。進境著しいフレッチャーも、全く同じ作戦でオカダのダイビングエルボードロップを防いで譲らない。それでも王者はダイビングエルボードロップから中指式レインメーカーポーズを決め、観衆の声援を浴びた。
「レッツゴー、カイル!」と「オカダ!」のチャントが飛び交う中、オカダは場外で断崖式DDTを見舞って、リング内ではドロップキックを連射する。ツームストーンドライバーから一気にレインメーカーを放つが、フレッチャーはこれをかわして、みちのくドライバーで王者を叩きつけた。
一進一退の白熱の攻防となり、オカダはコーナーポストに肩からぶち当てられ豪快なシットダウンパワーボムをくらうが、何とかカウント2でしのいだ。逆転を期してフレッチャーの顔面をかきむしり、とどめのレインメーカーを見舞う。だがまたもかわされ、飛び付き式の回転エビ固めで丸め込まれ3カウントを聞いた。
フレッチャーには昨年のリーグ戦でも敗れており、0点スタートに王者はぼうぜんとした表情。試合後はフレッチャーと握手をかわしてノーサイドとなったが、メイン終了後にコンチネンタルC出場者による乱闘には加わらず。竹下、フレッチャーらがマスカラ・ドラダからムーンサルトアタックを浴びるのを冷静に傍観していた。
新日本の来年1月4日東京ドーム大会では棚橋弘至の引退試合の相手を務める。統一王者のまま古巣凱旋のためにも、巻き返してコンチネンタルC連覇を飾ることができるか。












