「NPB AWARDS 2025 supported by リポピタンD」が26日に都内のホテルで開催され、阪神・佐藤輝明内野手(26)が自身初の最優秀選手賞(MVP)を受賞。

 壇上では首脳陣、球団スタッフやチームメート、ファンに感謝を並べた後、「去年亡くなった祖父にも感謝を伝えたいです」と切り出した虎の主砲。幼いころに宮城の祖父宅で白球を追いかけた日々こそ〝野球の原点〟だといい、「今日の姿を見せたかったですが… 天国で見守ってくれていると思います」とスピーチし、会場からはあたたかな拍手が起こった。

 今季はキャリアハイとなる40本塁打、102打点で堂々の打撃2冠王。虎の4番打者としてチームをリーグ制覇に導き、「不調の波を少なくすることが今までの課題だったので、それを克服できた1年だったと思います」と胸を張った。

 守備でも驚異の大成長を遂げた。昨季は23個だった失策も6失策まで激減。「送球が1つの課題だったので、修正するためにずっと練習してきたのが結果としてよかったなと」と分析しつつ、「大山さんにありがとうといいたいです」と笑顔で話した。

 飛躍を遂げたシーズンを終えた直後だが、早くも来季を見据える。「MVP目指して。チームを引っ張っていけるよう頑張りたい」と力強く語った。プロ5年目でついに球界の主役へ。無双オーラを放つ虎の背番号8が、来季も甲子園を歓喜の渦へと巻き込むはずだ。