LLPW-Xを率いる〝ミスター女子プロレス〟神取忍(61)が、タイの小学校を訪問し、運動会を教える慈善活動に参加した。

 神奈川県横浜市の高野山真言宗・禅馬山真照寺が、洪水被害にあった子供たちの支援の一環として2012年から開催している日泰文化交流「運動会」に参加。今回で13回目となる交流会に第3回から参加する神取は、21日にLLPW-XのNØRI、キャサリン、藪下めぐみを連れ、タイのサムキラットバムラング小学校を訪れた。

現地の小学生たちに歓迎された神取忍
現地の小学生たちに歓迎された神取忍

 運動会では玉入れ、パン食い競走、綱引き、大玉転がしなどの種目を通して日本の文化を広めるため、神取らが自ら体を張って約1200人の小学生に教えた。

 綱引きでは現地の教員と対決し、2勝2敗という結果に悔しい表情を浮かべた神取だが、競技中には子供たちとハイタッチをして勝利を喜ぶ姿を見せた。

 今回で10度目の参加となった神取は「毎年、子供たちの笑顔に触れるたびに続けてきてよかったと心から思う。子供たちには勝ち負けだけじゃなくて、みんなで力を合わせる楽しさや、最後まで諦めない気持ちみたいなのが届いていたらいいと思うね。今日は『出会えてよかった』って日本語で書いてくれた手紙をくれた子もいて、自分の心もすごく温かくなったよ」と熱弁した。

綱引きに参加する神取忍
綱引きに参加する神取忍

 その上で「運動会を通して日本の文化を伝えながら、プロレスを知ってもらえていたらうれしいし(参加者が)大人になった時に『この活動を思い出して、プロレスラーになった』みたいな子が出てきてくれたら、最高だよね」と語った。

 また、交流会後に観光地を巡った神取らはバンコクの三大寺院の一つとして知られるワット・ポーにも訪問。全長46メートルの巨大な仏像が横たわった涅槃仏に手を合わせ、12月19日の神田明神大会の成功を祈願した。