新日本プロレス22日藤沢大会の「ワールドタッグリーグ(WTL)」Bブロック公式戦で、「TMDK」のザック・セイバーJr.(38)、大岩陵平(27)組が「ユナイテッド・エンパイア」のグレート―O―カーン、カラム・ニューマン(23)組を下し初優勝へ好発進した。

 試合巧者が揃った公式戦は、互いに一歩も譲らないハイレベルな展開が続いた。一進一退の攻防からオーカーンと一騎打ち状態になったザックはスリングブレイド式のアイアンクロー、王統流正拳突きを浴びて窮地に陥る。

 それでもザックが持ち上げられたところで大岩が助太刀に訪れ、オーカーンの背後を取る。ザックのフロントキックから大岩がジャーマンスープレックスを発射。そのままザックがジャックナイフ式エビ固めに移行する。カットに入ろうとしたカラムも大岩がラリアートで阻止して、そのまま3カウントが数えられた。

 高度なフィニッシュで勝利を収めたザックは「練習なんて必要ない。テクニックを持っていたら、こういう動きが魔法みたいに出てくるんだ。ラーメンにスープが入っているくらい当たり前にな。でももっと磨きをかけるべきかもな」と豪語。「本当なら今年はTMDKから2チームが出場するべきだった。でも結局俺とロイ(大岩)だけだ。だからチームのみんなのためにトロフィーを持ち帰る」と優勝宣言を繰り出していた。