正月の風物詩復活なるか。日本サッカー協会(JFA)の宮本恒靖会長(48)が22日、J1町田がJ1神戸に3―1で勝利した天皇杯決勝(国立)後に取材に応じた。

 宮本会長は「(町田は)初タイトルへの思いを強く感じる試合展開だった。神戸も後半立ち上がりに盛り返して、あそこで1点取っていればわからなかった」と、試合を振り返った。

 今年で105回目を迎え、1921年から続く歴史ある大会だが、この日の観衆は3万1413人だった。宮本会長はこの数字に「いろいろな要因があると思う。11月に国立での試合も多かったし、準決勝と決勝の間の時間も短かったし、関西のチームと関東のチームとの対戦でもあった。その背景はもう少し深掘りする必要はある」と語った。

 さらに「サッカー人気というところでは、そこまで深刻には捉えられていないが、皇杯決勝がやっぱり3万人ちょっとっていうのは寂しい数字だなと思う」と受け止めた。

優勝した町田ゼルビアだが、後方のスタンドは…
優勝した町田ゼルビアだが、後方のスタンドは…

 天皇杯は長年、正月の風物詩として、元日に決勝が行われていたが、元日決勝は2020年度大会が最後となっている。宮本会長は来季の天皇杯決勝には「それはまた協議しています」と明かした上で、「我々の考えとしては、やっぱり元旦にやりたいと常に思っている。正月の昼にサッカーがある、天皇杯があるという世界を続けていきたい」。正月の元日開催は実現するのか。