天皇杯決勝は22日、東京・国立競技場で行われ、J1町田がJ1神戸に3―1で勝利して初制覇を果たし、クラブ史上初となる主要タイトルを獲得した。

 まずは前半6分。MF中山雄太の左クロスにFW藤尾翔太が頭で合わせて先制に成功する。さらに同32分にはMF相馬勇紀がエリア内で左足シュートを決めて追加点。守ってもGK谷晃生の好セーブもあり、得点を許さなかった。

 2―0で迎えた後半、FW大迫勇也を投入して反撃のスイッチを入れてきた神戸に対し、後半11分に再び藤尾だ。ペナルティーエリア手前から左足でミドルシュートを叩き込んでリードを3点に広げた。その後、神戸の攻撃を1点でしのいでイレブンは喜びを爆発させた。

 タイトル獲得という掲げた今季目標を達成した黒田剛監督は「J1・2年目の新参者ですけども、1989年から約37年かけて関東4部リーグからはい上がってきた皆さんの思いが、こうして日本一になれたということで本当に一つになって戦えた。優勝というものが町田にもたらすことができたのは皆さんのおかげだと思っています」としみじみ語った。

 今後に向けては「J1リーグで常に上位を取り続けること、まだACLの戦いも終わっていませんので、アジアでももう一つ上の段階を目指して戦って頑張っていきたいと思います」と力を込めた。