米老舗スポーツ誌「スポーツ・イラストレイテッド」(電子版)は21日(日本時間22日)に、MLB公式サイトでメッツ担当を務めるアンソニー・ディコモ記者が、20日(同21日)SNYの「Baseball Night in New York」に出演し、日本選手獲得が「大きなミスになる可能性がある」と警告したと報じた。

「ミス」の対象は今オフにポスティングシステムでメジャー移籍を目指すヤクルトの村上宗隆内野手(25)と巨人の岡本和真内野手(29)の2人だ。

 メッツの今季の最優先事項の一つがFAになったピート・アロンソ内野手(30)との再契約だ。38本塁打はナ・リーグ4位、126打点は同2位だ。しかし、現時点で前向きな報道はなく、村上と岡本がターゲットに浮上している。

「村上は岡本より優れた打者ですが、日本から聞こえてくる情報では、彼が高球速の投球を打てるかどうかについて、かなり不透明感があるとのことです…、メジャーリーグでは、それが本当に重要です」。NPBで93マイル(約150キロ)以上の速球に対して三振率が40%を超えたというデータを示し、「速いボールを打てる選手は誰でしょうか?ピート・アロンソです」と強調した。

「もしメッツが、この選手が全然良くなかったり、まあまあだったりなら、ピート・アロンソがどんな選手か分かっているのに、大きな間違いになるかもしれない水域に足を踏み入れることを、どう正当化するのか分からない」

 同サイトは村上とアロンソはともに長打力はあつるものの、一塁手としての守備は平均以下と断じると、村上のプラス材料は25歳の若さで、アロンソは35本塁打、100打点をコンスタントにマークしている実績を強調した。

 一方、岡本については「29歳と年齢が高く成長の可能性は低いものの、メッツにはよりフィットする可能性がある」と指摘するとこう続けた。「昨年、岡本は93マイル以上の球に対して三振率がわずか8・8%と、球速に強いことが分かった。また、守備も優れており、必要に応じて三塁手としてプレーし、その後は専任の一塁手に転向することも現実的である」とした。

 同サイトは「とはいえ、岡本の成功も保証されているわけではなく、球団のホームラン王を失って、期待外れになる可能性のある選手と交換するというリスクを負うのは『非常に耐え難い』ことだ」とまとめた。