ドジャース・山本由伸投手(27)と今オフのMLB球団移籍を目指す村上宗隆内野手(25=ヤクルト)が会食した写真がSNS上で広まり、米ファンの間でもさまざまな臆測を呼んでいる。

 2人が訪れていたのは都内のすし店「鮨さいとう」で、店主と納まったスリーショットが米ポッドキャスト「Talkin’Baseball」の公式Xなどから拡散し、米メディアも19日(日本時間20日)に相次いで報じた。すでに大谷、山本、佐々木の日本選手3人がドジャースに在籍しているとあって、公式Xには「ドジャースは山本に全FA選手をリクルートさせろ」「日本はドジャースのファーム組織なのか?」「ドジャースは今すぐロス・アジア・ドジャースに改名しろ」など、あたかも山本が村上を勧誘し、移籍が決まったかのような反応が多く寄せられた。

 しかし、米メディア「FANSIDED」は「静かに夕食を楽しませてやれ」「野球ファンは一度くらい過剰反応を抑えられないのか?」とバッサリ。ドジャースの来季編成について「今もオフも積極的に動くべきだが、山本、大谷、佐々木とのつながりがあるという理由だけで村上のような選手に予算を割く必要はない。愚かなことだ」と指摘した。

 NPB時代の村上の守備位置は三塁がメイン。わずかながら一塁と右翼の経験もある。メジャーでは一、三塁、DHでの起用が見込まれている。同メディアは「これらのポジションは埋まっている。フレディ・フリーマンはポストシーズンの英雄であり、MLB屈指の一塁手だ。ドジャースはマックス・マンシーのオプションを行使したため、少なくともあと1シーズンは残留するとみられる。指名打者枠は、たとえ二刀流を再開しても大谷が確保するだろう」と冷静に分析した。

「単なる友人との夕食だ。村上と山本はお互いを知り、年齢も近い。2人とも日本出身であり、MLBへの渡航後に友人を見つけることは簡単ではない容易ではない。ひとまず怒りの投稿は控えるべきだろう」

 たった一枚の写真で大きな反響を呼ぶのは、それだけファンの関心が高いことへの裏返しでもある。海を渡る和製大砲はどこのユニホームを着るのか――。