国内フリーエージェント(FA)権の権利を行使せず残留することを発表した阪神・近本光司外野手(31)が11日、兵庫・西宮市内で会見に臨んだ。5年総額25億円規模の契約を結んだとみられる。「本当に悩みました。でも、最終的に来年からまた頑張ろうとモチベーションを持ってやることを決めたので。来年が楽しみだなと思っています」
FA権行使の申請期限は同日23時59分まで。熟考に熟考を重ね、締め切りまで残り4時間での決断だった。この日は約10時間に及ぶ話し合いを終え、会見場に姿を見せた虎の背番号5。「細かいところは雑でいいかっていう性格でもある。でもあと何年野球ができるかわからないので。モチベーションというところを大事に球団に伝えて、話し合って。この先野球以外で考えるのは、何回あるかわからないですし。いい経験できたなと思います」とうなずいた。
近本は兵庫・淡路島で生まれ、社高校、関西学院大学、社会人・大阪ガスと関西一筋。2018年ドラフト1位で入団し、虎の生え抜き選手では最速で1000本安打を達成。プロ7年間で6度の盗塁王に加え、最多安打のタイトルも受賞した。
今季も140試合に出場し、打率2割7分9厘、3本塁打、32盗塁をマーク。チームの2年ぶりのリーグ制覇に貢献した。来シーズンに向けては、「皆さんの前で甲子園球場の歓声を聞きながら楽しく野球をすることができます。優勝して喜びを分かち合えるように僕も1から頑張っていきます」と宣言。2リーグ制後初の連覇、2年ぶりの日本一奪還を狙う来季も、虎のリードオフマンが甲子園を駆け抜ける。
(金額は推定)












