阪神・藤川球児監督(45)が9日、高知・安芸市営球場で行われた秋季キャンプ第2クール4日目にブルペンを視察。雨が降りしきる中でも若虎たちの投球に熱い視線を送った。

 この日は昨秋の育成ドラフト1位・工藤泰成投手(23)の投球にも目を光らせ、体の使い方を直接指導。「どうしても顔で覗いてしまう。3、4球投げたらまた元に戻るんですけど、そこの戻し方も話しました。癖づけていければ」と語った。

 フォーム修正に取り組む右腕には「考えて投げるタイプではないので、メモを取りながら覚えていってほしい」と助言。さらに「ピッチングコーチが見ているところで反復練習して体が覚えていく。腕ではなく下半身との連動感を出していく動きを意識している」と、体に染み込ませる重要性を強調した。

 それでも「2クール目で体も疲れてくる時期だが、全体的に兆しが見えてきた。すごくいい時期に入っている」と育成出身ルーキーの仕上がりを評価。今シーズン1番乗りで育成から支配下を勝ち取った速球派右腕のさらなる進化に期待を寄せた。