井端弘和監督(50)率いる侍ジャパンは「ラグザス 侍ジャパンシリーズ」韓国戦(15&16日=東京ドーム)へ向けた合宿を宮崎市内のサンマリンスタジアムで敢行中。球史に残る内野守備の名手としても知られる侍指揮官は、7日の練習終了後、自身が思い描く守備構想の一端を明かした。
今キャンプで話題を独占しているのは、WBC本大会での導入が既に決定している情報伝達機器・ピッチコム。バッテリー間のサイン伝達で使用することが主目的とされているが、井端監督は大会ルールの範囲内で二遊間を守る選手にも装着させ、牽制なども含めた守備上のサインプレーなどでも存分に活用していく考えを明かした。
「楽ですよね。やっぱり。(自軍ベンチが)サインを出せばそれは相手のベンチにも見られているわけですから。ピッチャーにたまに牽制のサインを出すと『えっ!』って顔に出してしまうパターンもありましたから。それがないということは表情にも出ない、仕草にも出にくいのかなという意味ではピッチコムの方がいいのかなと」。
新たなテクノロジーをどう活用するかは、全て人間の知恵と工夫次第。井端監督も「(ルール上でも)つけられるので二遊間の選手はバッテリーのサイン、球種が見えておいた方がいい。そこはあるといいですね」と自身の経験を踏まえた上で語る。
スモールベースボールを伝統とする侍野球だけに、強固なセンターラインの構築はチームの重要課題。戦術の幅を広げるために複数ポジションを守れる選手を一定数確保しながら、二遊間のレギュラー選手は基本的に「固定しますよ」と語った。












