虎を支えたエース右腕が無念の一発を浴びた。阪神はソフトバンクとの「SMBC日本シリーズ 2025」第5戦(30日、甲子園)に2―3で敗戦。シリーズ対戦成績は1勝4敗となり、2年ぶりの日本一奪還とはならなかった。
エース右腕・村上頌樹投手(27)は2―2の同点で迎えた延長10回から中4日で登板。回またぎの11回、先頭・野村にカウント2―2からやや甘く入った148キロの直球を捉えられた打球は、右翼スタンドへ飛び込んだ。
今季は開幕投手に抜てきされ、安定感ある投球で虎の先発陣をけん引。最多勝&最高勝率&最多奪三振の投手3冠に輝くと、日本シリーズ初戦の先発を務めてチームを白星に導いた。
しかし、この日は短期決戦ならでは救援登板。普段とは異なるシチュエーションでのマウンドとなったが、「(リリーフの準備は)全然できていたので、言い訳はないです」と言い切り、悔しさをにじませながら球場を後にした。
2回には坂本の適時打、5回にも5試合連続打点となる佐藤輝の適時中前打が飛び出し、終盤までリードを奪う展開。しかし8回に鉄壁右腕・石井が柳田のシリーズ1号2ランを浴びて同点とされると、最後はエース右腕が力尽きた。












