阪神はソフトバンクとの「SMBC 日本シリーズ」第4戦(29日=甲子園)に2―3で完敗。対戦成績を1勝3敗とし、小久保鷹にシリーズ王手をかけられた。30日の第5戦も敗れれば、屈辱の〝甲子園胴上げ〟を目の前で見せつけられることになる。
真綿で首を絞められるような重苦しい空気が球場内に充満した。先発の高橋は5回途中を6安打2四死球2失点。2回に鷹の主砲・山川に3戦連発となる先制アーチを浴びると、5回には強烈なピッチャーライナーが左ヒジに直撃するアクシデントにも見舞われ緊急降板。不完全燃焼の投球内容でベンチへ下がった。
直近3戦合計でわずか4得点しか挙げられていなかった虎打線は、得点圏まで走者を進めても勝負どころでの「あと一本」を欠く苦しい展開。0―3と3点ビハインドの8回にようやく2点を返したが反撃もここまでだった。
シリーズの戦いの中で、日に日に勝負強さを増していくソフトバンクナインとは対照的に、虎はアレよアレよの3連敗。晩秋の寒空の下、虎党たちは何度も何度もタメ息をつきながらの試合観戦を余儀なくされた。












