巨人は29日に球団OBの大田泰示氏(35)が新しく二軍打撃コーチに就任したことを発表。この日、ジャイアンツタウンスタジアムで秋季キャンプ初日を終えた大田二軍打撃コーチは今後の選手育成に向けて意気込みを語った。

 この日は午前と午後の練習で計8時間ほどみっちりと指導。打撃練習中の二、三軍の選手らに自身の打撃フォームを見せながらフィードバックを伝えるなど初日から積極的に選手と関わりを持った。練習後に大田二軍打撃コーチは「振る力がある選手がたくさんいます。選手一人ひとりにコミットできるようにやらなきゃいけないなと、今日一日練習して感じたところです」と振り返った。

 同コーチは東海大相模から巨人にドラフト1位で入団し、日本ハム、DeNAで通算84本塁打をマークした。吉村編成本部長は「(大田二軍打撃コーチは)いろんなところで勉強と経験をした。二軍は特に右の長距離砲が多く在籍にすると思うので、そこのところを彼もレベルを上げながらやってほしい」と豊富な経験値と打撃センスに期待を寄せ、阿部慎之助監督も同様に「自分が学んできたことを存分に若い選手に伝えていってくれたらうれしいなと思います」と若手への還元を願った。

 今後に向けて「二軍にいる何かの理由があるので、その理由を一つひとつつぶしていって成長してもらい、一軍で花開いてもらうのが理想の形。自分もそういう経験しましたし」と語ると「チームの目標は当然リーグ優勝、日本一。1人でも多く貢献できる選手を供給するのが僕たち二軍の使命なので、選手と一緒に汗を流して1年間やれればなと思います」と気を引き締めた。