ドジャースは28日(日本時間29日)、ブルージェイズとのワールドシリーズ第4戦に2―6で完敗し、対戦成績を2勝2敗の五分に戻された。
試合の大勢が決したのは、1―2で1点を追いかけていた7回だった。先発した大谷翔平投手(31)は無死二、三塁のピンチを招いたところで降板。2番手で登板した左腕のバンダは左前適時打と内野ゴロの間に2点を失い、大谷が塁上に残した走者をすべて生還させた。
この時点で1―4。3回以降、無得点だった打線にはただでさえ重い3点のビハインドだったが、米メディア「ドジャース・ウェイ」は、バンダに代わってブレーク・トライネン投手(37)を3番手に起用したデーブ・ロバーツ監督(53)の采配に厳しくメスを入れた。
トライネンはビシェット、バーガーの3、4番に連続タイムリーを浴びて2失点。ビシェットには2球目、バーガーには初球を捉えられてわずか3球で致命的な2点を献上する結果となった。同メディアは「彼の今年のポストシーズンの成績を考えると、ほぼ予想通りの展開だった。それまでたった4安打のドジャース打線を沈めるには十分だった」と一刀両断。シーズンでは32試合で2勝7敗、防御率5・40、10月に入っても9試合で同8・31と安定感を欠く成績となっている。
前日27日(同28日)の第3戦は延長18回までもつれ、9人のリリーフ陣が全員登板した。トライネンも4番手としてマウンドに上がったが、1アウトを取るのに打者4人と対戦して3安打を浴び、一時勝ち越しとなる適時打も許していた。
それだけにフラストレーションもたまっているようで、前出メディアは「第3戦は(先発を含めて)10人の投手を起用したが、トライネンはわずか1/3しか投げず、ブルペンで最も休養を取れた投手の一人だった」とチクリ。「ドジャースが重要な局面で彼に頼るべきではないことを証明した」とロバーツ監督の起用法を〝けん制〟し「球団のフロントにとって資金は問題ではないが、(トライネンに)来季支払われる1350万ドル(約20億5000万円)の年俸は痛い出費となるだろう」と指摘した。
トライネンは2026年までの2年契約。救援陣では鉄腕のベシアが家庭の事情で不在となっている。総力を結集して難局を乗り越えるしかないが、果たして――。












