ソフトバンクの城島健司CBO(49)が28日に花巻市を訪れ、ドラフト1位で指名した米スタンフォード大・佐々木麟太郎内野手(20)の父で、花巻東高校野球部の監督を務める佐々木洋氏を訪問した。

 城島CBOは面談の目的について「あいさつに伺いました。指名が間違いではなかったこと、彼に縁があったこと。この事実だけ(を伝えにきた)」と説明。「驚かせるようなことになったが、そうなってでも麟太郎くんに高い評価をしたということをお伝えしたかった」と語った。

 城島CBOによると、洋氏は息子がNPBドラフトで指名を受けたことに驚きを見せる一方で、入団について賛否を示すことはなかったという。城島CBOは「どちらを選ぶかは、彼の意見を尊重してあげたいと思っています。我々はルールにのっとって今後も物事を進めていこうということです」と方針を示した。

「一芸に秀でた者の能力を伸ばす」という方針を掲げる球団は、高校通算140本塁打をマークした佐々木の類いまれな長打力を高く評価している。城島CBOは「我々は王会長がいるチームであり、九州の豪快な野球がテーマ」と強調。

 その上で「やっぱり野球の花形はホームランですよ。もしウチに縁があれば、会長の寿命は10年伸びると思います」と笑顔を見せ「それほど会長の笑顔と、会長が麟太郎くんに対する期待と(があった)。日本ではウチが1番彼が輝いて、力を発揮する球団じゃないかなということは自負してます」と力説した。