阪神などで活躍した元プロ野球選手で、現在は千葉スカイセイラーズのゼネラルマネジャー(GM)を務める星野おさむ氏が、幻に終わった藤川・阪神vs新庄・日本ハムの日本シリーズについて語った。
千葉スカイセイラーズは、来季から国内最大規模のプロ野球独立リーグ「ルートインBCリーグ」に本加盟することが決定。星野氏は21日、青野毅監督、吉田尚弘選手らとともに、拠点とする千葉県船橋市の松戸徹市長を表敬訪問した。
1989年から2001年まで阪神の選手として活躍した星野氏は、藤川監督とは2年間、新庄監督とは実に10年間も一緒に現役でプレーした。それだけに藤川・阪神vs新庄・日本ハムの日本シリーズは「見たかったという思いはある」と残念がった。
見たかった理由は、一緒に現役を送った仲間だからというだけの理由ではない。「似たようなチームづくりをしてるなと思ってたので、どういう戦いになるかっていうのがすごく興味あって。ただ、やっぱり1位にチームが出た方がいいという思いもあるので、ソフトバンクが勝ったことを残念とは言えませんけど」
阪神と日本ハムのチームづくりについて「やっぱり素地が一緒なのかなってちょっと思っちゃいましたね。個性は全然違う2人でしたけども、同じ時代に育ってるので、似てる気がする」。
新庄監督のチームづくりについては「派手なキャラに隠れてるけど昔ながらのチームって感じはします」と指摘。さらに「新庄は派手に見えて結構地味なことをやってくる。センターラインを整えてね。日本ハムの選手もみんなうまいけど、決して名前のある選手をキャッチャーとかショートに据えるのではなくてね。結果、140も試合やれば、そういうところがだんだん上がってくる。それを信じ続けてやってるのは結構我慢強いなあと思います」と話した。
現役時代の新庄監督については「指導者になるとは思ってなかった」と言うが、「野球への取り組み方見てたら、指導者になってもおかしくない。確かにチャラいですけど、練習量はひいき目に見ても少ない方ではないと思います」。
新庄監督は来季の続投も決まっているが、星野氏は「ソフトバンクは強いけど、来季は1位で通過してもらって日本シリーズに出てほしい」とエールを送った。
一方の藤川監督は、〝根性論〟ではないところがすごいという。「コメント聞いてても。開幕前から準備してきて、その準備を使わないぐらいがいいみたいな。すごいこと言ってるんで。よく考えると」。
阪神OBから藤川監督や新庄監督が生まれたことに「野村(克也)さんも吉田(義男)さんも亡くなられたけど、喜んでらっしゃる当時の監督、いっぱいいると思います」と思いを馳せた。
25日から始まる日本シリーズについて、阪神は「変な試合はしないと思う。26人のベンチ入りメンバー、一人ひとりを点数付けたら多分ソフトバンクの方が上ですけど、こと試合になった時、そのイニングの目的だったりプレーの目的を考えたら、やれるような気がします。ローテーションも阪神の方がちょっと有利なんで。まあ今年の日本シリーズは、接戦の名勝負になると思います」と期待を寄せていた。












