阪神・大竹耕太郎投手(30)が21日に甲子園で行われた一軍全体練習に参加。日本シリーズ(25日開幕)に向けて、キャッチボールやランメニューで調整した。

 頂上決戦の相手は、2022年まで在籍したソフトバンクに決定。「2003年の阪神と(ダイエー)ホークスが野球を始めるキッカケだったので。その再演じゃないですか。そういううれしさはあるかもしれないですね」と笑顔を見せた。当時8才の少年だった左腕は、今度は猛虎軍の一員として大舞台に立つ。

 鷹打線については「得点力が何番からでもあるし、全体的にバランスがとれているし。大事な試合慣れもしているチーム」と警戒しつつ、「楽しみしかない。いいイメージを持って試合にいけるようにしたいです」と静かに闘志を燃やした。

 今季は同じく鷹の育成出身・牧原大成内野手(33)が首位打者に輝く大活躍。「入団を決めた時に(育成出身の)千賀さん、甲斐さん、牧原さんの前例があったから〝自分もいけるんじゃないか〟といういい意味での勘違いをさせてもらいました」と刺激を受けたことを明かし、「チーム内の競争や相手への気持ちの強さは聞いていてすごく感じます」と古巣へのリスペクトも忘れなかった。

 虎3年目左腕が放つ緩急自在の投球でパリーグ王者をねじ伏せ、2年ぶりの頂点を狙う。