快進撃がアダになる!? ドジャースが悲願のワールドシリーズ(WS)連覇へ、あと4勝に迫っている。
シーズン終盤はアタフタしたものの、10月のポストシーズンに入って先発投手陣の活躍もあって攻守がかみ合い、ワイルドカード、地区シリーズ、リーグ優勝決定シリーズを9勝1敗で突破。今季最高勝率(5割9分9厘)を誇ったブルワーズも4連勝でなぎ倒し、17日(日本時間18日)にリーグ優勝を決めた。
向かうところ敵なし状態だが、米メディア「FANSIDED」は20日(同21日)、「彼らが秋の決戦で有利になるかどうかは問う価値がある疑問だ」と指摘した。その要因はWSが開幕する24日(同25日)までの間隔で「ドジャースは丸々1週間、1試合も出場しないことになる。これは前代未聞のことだ」と伝えている。
もちろん、メリットもある。ア・リーグはこの日行われた第7戦までもつれる大接戦となり、マリナーズを下したブルージェイズがようやくWS出場権を確保した。同メディアは「ドジャースはお互いが消耗し合う様子を自宅でくつろぎながら見守れる」「1週間の休みで選手たちは最高のコンディションを取り戻せるかもしれない」とした上で「幸運にもなり得るが、同時に災いにもなり得る」と警鐘を鳴らし続けた。
「スプリングトレーニング終了からシーズン開幕まで丸々1週間の休みはない。1週間のオールスター休暇もない。ワイルドカードに出場しない幸運なチームでもリーグ優勝決定シリーズまで1週間はない。1週間待つことは選手にとって未知の領域。休息と回復の面では素晴らしいが、タイミングが狂う。攻撃はタイミングがすべてだ。練習試合を行っても実戦から1週間も離れることはあまりにも長く、選手たちは慣れていない。出だしの攻撃で出遅れるとシーズンが台無しになる可能性がある」
強すぎたがゆえに生まれた〝長期休暇〟はどちらに作用するのか――。












