ドジャースは20日(日本時間21日)にドジャー・スタジアムで、24日(同25日)に開幕するワールドシリーズ(WS)に向け練習した。

クラブハウスに置かれたNLCSのMVPトロフィー
クラブハウスに置かれたNLCSのMVPトロフィー

 ア・リーグ優勝決定シリーズが第7戦までもつれ込んだのに対して、ドジャースは4連勝で決着し、中6日空くことになり、実戦勘が不安視されている。練習だけではチームの盛り上がりも限られそうだが、心配は無用だ。

 この日、ドジャースのクラブハウスの真ん中にさんぜんと輝くトロフィーが鎮座していた。大谷翔平投手(31)がブルワーズとのナ・リーグ優勝決定シリーズ第4戦で先頭打者弾を含む3本の本塁打を放ち、先発投手として6イニングで10奪三振を記録。シリーズMVPに輝いた。その際に壇上で贈呈されたトロフィーだ。そこには「TEAM EFFORT(チームの功績)」と記されたプレートが貼られていた。球団関係者によれば、大谷からの要請で作ったという。

 第3戦まで11打数2安打1打点と不振だった大谷は受賞後に「みんなでもらった」とチーム一丸を強調。シャンパンファイト後に山本由伸投手(27)がトロフィーを手に笑顔の写真を自身のインスタグラムに投稿している。チーム全員で勝ち取ったことを形にしたわけだ。

 ロバーツ監督は「彼の人間性を表しているよね。翔平はナ・リーグチャンピオンを彼だけではなく、チーム全体でとったのだと言いたかったんだ。あの試合はすごかったけど、4勝する必要があって、それは皆でとったから」と語った。

 球団史上初、1998~2000年のヤンキース以来となる連覇を目指すWS前にチームの団結は一段と高まった。