女子プロレス「OZアカデミー」の極悪ユニット「正危軍」を率いる尾崎魔弓(56)が、同ユニットの復活を宣言した。

 8月のOZアカデミー後楽園大会でスターダムの極悪軍団「H.A.T.E.(ヘイト)」の刀羅ナツコに乱入されたことで、因縁がぼっ発。9月のスターダム横浜大会で刀羅にシングルで敗北した尾崎は、今月19日のOZ横浜武道館大会でヘイト vs 正規軍の8人タッグ全面戦争を行うことを決定した。

 同試合で尾崎は安納サオリ、翔、桜花由美と組み、ヘイトの刀羅&上谷沙弥&琉悪夏&吏南と激突。同試合は凶器&反則&セコンドの介入あり、そして敗者は手錠をかけられ、最後にリング上に残った選手が勝利となる特殊ルールで行われることが説明された。

 そして、正危軍が敗れた場合には尾崎のヘイト入り確定し、ヘイトが敗れた場合には琉悪夏が強奪したOZアカデミー認定無差別王座を団体に返還することを要求された。

 正危軍コールが巻き起る中、ヘイトに場外乱闘に持ち込まれ、会場はカオスな状態に。リングに戻された尾崎はへイトに集中攻撃を浴びせられたが、仲間のアシストを得て復活。刀羅の額をパイプ椅子で割り、血祭りに上げた。

 続々と脱落者が出る中、30分過ぎには上谷と安納がダブルフォールで失格になると、最後にリングに残った尾崎は刀羅と一騎打ちに。刀羅につかまった尾崎は、首にチェーンを巻きつけられて絞首刑の大ピンチに陥る。ここで刀羅がレフェリーを襲い手錠の鍵を奪うと上谷、吏南、琉悪夏を解放。

 セコンドを含めたヘイト6人に襲われた尾崎だったが、見かねたOZの加藤園子、AKINOが正危軍の味方につき、レフェリーから手錠の鍵を強奪。結局4対4の状態に戻った。

 チェーンを腕に巻きつけた尾崎は一気に刀羅に殴りかかり、テキーラサンライズを炸裂。グリーンミストを浴びて刀羅に担ぎ上げられたが、逆にレッドミストを吹きかけ難を逃れる。最後はチェーンで刀羅を何度も殴りつけ、意識を飛ばしたところで丸め込んで3カウントを奪った。

 試合後、マイクを持った尾崎は「いいか、わかったか、てめえら! 女子プロレス界でヒールナンバーワンは正危軍なんだよ!」と絶叫。

 昨年8月に尾崎から正危軍のメンバーにクビを通告し「一人正危軍」として活動してきた。だが、この日再集結したことで覚悟を決めた表情を浮かべた尾崎は「いろいろあったけど、私が悪かったんだよね? きょう無事に正危軍、復活したじゃん。あの時は悪かった。すいませんでした」とまさかの謝罪。

 その上で「これからは私の正規軍じゃない。一人ひとりの正危軍。うちらは女子プロレスナンバーワンのヒールユニットだから頑張るぜ」と再結成を提案。仲間の同意を得て再スタートを切った。