米国・WWEの日本大会「WWEスーパーショージャパン」(17、18日、東京・両国国技館)の2日目大会が18日に行われ、〝キング・オブ・ストロングスタイル〟中邑真輔(45)が凱旋勝利を飾った。

 中邑はこの日のメインで〝反逆のカリスマ〟CMパンクと初タッグを結成し、ブロン・ブレイカー&ブロンソン・リードと対戦した。入場曲「The Rising Sun」が会場に響き渡ると、観客が大合唱で中邑を迎え入れる。さらに今回が実に14年ぶりの来日となったパンクと並び立つと、場内のボルテージは最高潮に達した。

ブロンソン・リード(右)にラッシュをかける中邑真輔
ブロンソン・リード(右)にラッシュをかける中邑真輔

 一進一退の攻防からリードと一騎打ち状態となった中邑は、デスバレーボム、ラリアートを浴びて劣勢に。それでも後頭部へのキンシャサをさく裂させて反撃に転じ、ブレイカーのスピアーを膝で迎撃してgo 2 sleepで場外へと追いやった。

 パンクはリードのレインメーカーを回避すると、ハイキックで頭部を蹴り抜く。絶好のアシストを受けた中邑がキンシャサを決めて3カウントを奪取。勝利した中邑のテーマ曲が流れ、パンクが〝たぎる〟一幕もあった。

 試合後のリング上で中邑とパンクは日本のファンに感謝を述べると、2026年中の引退を表明し今ツアーがキャリア最後の日本での試合と明言していたAJスタイルズを呼び込んだ。

AJスタイルズ(右)のメッセージを代読する中邑真輔
AJスタイルズ(右)のメッセージを代読する中邑真輔

 するとAJからスマホを渡された中邑がメッセージを代読。「私が初めて日本に来た時、何を期待されているのか、正直分かりませんでした。自分が受け入れられるのかも分からなかった。でもあなたたちは敬意と情熱をもって迎えてくれた。俺は持てるすべてを出し切ってきた。それがあなたたちにふさわしいと思ったからです。その代わり、あなたたちは私に忘れられないものをくれた。それは信頼、エネルギー、プロレスへの愛です」と日本のファンへの感謝が伝えられた。

 さらに中邑が「俺はこのリングを去るかもしれない。でも、俺の心の一部はいつまでもここに残る。日本に、そしてあなたたち一人一人の心の中に」と読み上げると、会場からは「サンキュー、AJ」のチャントが発生。最後は大会に参加したスーパースターたちがリングに集まり大団円。AJ、パンクらが去ったリング上で再びマイクを握った中邑は「ありがとう東京、特別な2日間になりました。来年も必ずまた日本に帰って来ます。サンキュー、ジャパン。イヤァオ!」と絶叫し、2日間の華やかなショーを締めくくった。