ブラジル代表が14日に行われた国際親善試合の日本代表戦で2―3と歴史的な敗北を喫したことで、FWネイマール(33=サントス)の代表復帰待望論が沸き起こっている。

 名将カルロ・アンチェロッティ監督率いるブラジルは、前半に2点を先制しながら後半に3失点を喫して逆転負け。日本には同国史上初となる黒星、さらに公式戦で2―0からの逆転負けも初めてと記録ずくめの歴史的敗戦となった。

 アンチェロッティ監督は試合後の会見で「今日の後半に関しては日本の勢いを全く止めることができず、対応できなかった。多くの教訓を得ることになった。日本は素晴らしく、強いチームだった」と潔く完敗を認めた。

 だが、長年格下とみなしてきた日本に史上初の黒星を献上した衝撃はブラジルで広がっており、アンチェロッティ監督やブラジル代表チームに対して批判が殺到。特に、長年不動のエースとして君臨してきたネイマールを外したことが議論を呼んでおり、今後は復帰を熱望する意見が続出している。

 ブラジルのインフルエンサー、アルバロ・マルケス氏は自身のSNSで「ネイマールはアンチェロッティよりもはるかに偉大な選手だ。もし彼がW杯に招集されなかったら、監督は本当に私たちが想像していたような偉大な監督だったのか、疑問に思わざるを得なくなるだろう」と糾弾。「ブラジルメディア「ノイデデコパ」もネイマールの写真とともに「あなたが恋しかった、あなたが恋しかった、あなたが恋しかった」と皮肉交じりに報じた。

 現地のブラジルファンからもSNS上で「チームにはネイマールが必要だ。アンチェロッティが彼を招集しなければ、彼はナマズを抱きしめて死んでしまうだろう」「ネイマールの不在は本当に惜しまれます。代表チームの過去10試合で彼は8得点、10アシストを記録している。アンチェロッティがなぜ日本とのこの試合で彼を外したのか理解できない」とネイマールの実力はいまだ健在で、アンチェロッティ監督が就任後に試みている〝ネイマール外し〟は間違いだと斬り捨てた。

 揺れる王国ブラジルでネイマールは救世主か、はたまた劇薬か。