新日本プロレス13日両国大会のIWGP GLOBALヘビー級選手権で激突する王者のゲイブ・キッド(28)と挑戦者の辻陽太(32)が12日、ライベル対決への思いを激白した。

 ヤングライオン時代から切磋琢磨してきた両者は、今年だけで2度GLOBAL戦で激突しゲイブの1勝1分けとなっている。3度目の王座戦を控えたこの日の調印式でゲイブは「俺が2019年に新日本に入った時から、ライバルと認める男がいる。それは紛れもなく隣にいる辻、ただ1人だけだ。新日本で今、2人のスターがいるとしたら俺と辻になるだろう。俺だけでなく、辻も(IWGP世界ヘビー級王座との)2冠を狙っていることを俺は知っている。ただ俺が勝って(来年1月4日)東京ドーム行きのチケットを手に入れる」と豪語した。

 両国のメインでIWGP世界ヘビー級王座戦を行う王者ザック・セイバーJr.と挑戦者KONOSUKE TAKESHITA(竹下幸之介)は揃って今シリーズ不在で、ゲイブは批判的な発言を繰り広げていた。それでもこの日は「いつも俺たちの試合がセミファイナルにされてる。でも、試合順はどうでもいい。どちらがメインにふさわしかったか、ファンがどちらの試合をいいと思ったのかというのは火を見るよりも明らかなので、俺はザックにも竹下に対しても何も思わない」と堂々と言い放った。

 一方でベルト奪回を目指す辻も「最近の彼の行動を見ていると『新日本』『新日本』言ってるくせに、AEWばっかり行ってるじゃないかと言う人もいると思います。でも、俺にとってそんなことは関係ない。彼はヤングライオン時代を一緒に過ごした戦友であり、何よりも野毛道場出身の一人。その野毛道場でヘッドロック、チョップ、ボディスラム、そしてボストンクラブ。どれだけ練習してきたかを明日、試合で見せたいと思います」とライバル対決へ闘志。

「一つだけイチャモンをつけるとしたら、たまには彼のスーツ姿が見てみたいですね」となぜか最近の調印式では上半身裸のゲイブに軽いツッコミを入れた。

 さらに辻は「仮に竹下やザックがいなかったとしても、俺たちは新日本を引っ張っていきます。俺たちがお互いの力を出し切れば、それは自然と新日本のトップ。そう思っています」と絶大な自信をのぞかせた。「ゲイブの言葉に少し付け加えたいんですけど、誰よりも新日本プロレスを表現できるのは俺たちだろ思ってます」と両国決戦へ闘志を燃やしていた。