DeNAのサイ・ヤング賞右腕、トレバー・バウアー投手(34)がクライマックスシリーズ(CS)ファーストステージの登録を抹消された。

 今季は21試合に登板して4勝10敗、防御率4・51と振るわず、8日の社会人・日本通運との練習試合では1回を5安打2四球5失点と大炎上。再登録は最短でCSファイナル6戦目の20日になる。厳しい現実を突き付けられたバウアーの現在地を米メディア「ファンサイデッド」が10日(日本時間11日)
に伝えた。

「今年、バウアーは日本に戻り、さらにレベルアップすることを決意した。だが、その結果は実に滑稽なものだった。現在34歳のバウアーはベイスターズで防御率4・51を記録したが、これは50イニング以上を投げた投手の中で最高の数字だ。現状は悪化し、バウアーは実業団との練習でも激しい打撃を受け、横浜は彼を現役ロースターから外さざるを得なくなった」と現状を報告。

 コロナ禍でシーズンが60試合に短縮された2020年にサイ・ヤング賞に輝いたことにも触れ「短縮されたシーズンの中で攻撃力の低いナ・リーグ中地区を相手に成し遂げられたもの。彼がエースとして台頭した時期と、MLBがのちに違法とした薬物を用いてボールを改造したことを認めた時期が非常に一致していることも、少々疑わしい」とも指摘した。

 さらに「バウアー自身は数か月前に『地球上に私と真に渡り合える打者は20人くらいしかいない』と発言。確かにそれは本当かもしれない。地球上で最高の打者20人全員がバウアーの投げる場所にずっと付き従うというのは、とんでもない偶然だ」と皮肉を込め「(メジャー)復帰はほぼ不可能だ。バウアーが誰であったかは問題ない。なぜなら彼のマウンドでのパフォーマンスは最低水準に達しているからだ」とダメ出しした。