いざ下克上へ――。巨人は10日に横浜スタジアムで全体練習を実施。11日から同地で始まる「2025 JERA クライマックスシリーズ セ」のファーストステージ・DeNA戦へと臨む。
昨季はリーグ優勝を果たすも、ファイナルステージで3位・DeNAに下克上を許した。今季は立場が変わり逆襲を狙うが、阿部慎之助監督(46)は「今年は3位からということで怖いものはないと思いますので、とにかくいる戦力でそして完全アウェーの横浜スタジアムで思い切りぶつかっていきたい」と反撃を虎視眈々と狙っている。
ファイナルステージへ進むには2勝が必要な中で、ファーストステージ突破の絶対条件は11日の初戦にありそうだ。チーム関係者は「すべてのカギを握るのは伊織だ」とキーマンとして初戦で先発予定の山崎伊織投手(27)を指名。今季後半から先発投手陣が軒並み苦戦を強いられたものの、山崎は屈することなくチームトップの11勝(4敗)をマーク。阿部監督も「ウチの勝ち頭なので。もう先陣切っていただくしかないのでね、頑張ってもらいます」と自信をもって送り出す。
前出関係者は「ウチは先発投手陣が不安を残しているのに対して、DeNAは救援陣に課題を抱えている。両球団の打線の突破口は試合の前半、後半とでタイミングが大きく変わるだろうけど、結果的に打ち合いで勝敗が決する可能性はある」と分析。
その上で「ウチは救援陣がしっかりしている分、初戦で頼みの伊織がゲームメークできれば勝利に限りなく近づくし、ファーストステージ突破へ大きく前進する。逆を言えば、伊織が相手打線に捕まると難しい試合運びになるし、ファイナルステージ進出も厳しくなるかもしれない」と続け、初戦の重要性を力説した。
1勝の重みがいつも以上に増す短期決戦。〝下克上日本一〟を占う初戦を阿部巨人は制し、勢いに乗ることができるか。












