オリックスが巨人との〝3位最強シリーズ〟を視野に入れている。11日から日本ハムとのCSファーストステージ(エスコン)に乗り込むが、今季中の直接対決では12勝12敗1分けの五分。先発には山下、宮城、九里の三本柱が控え、連勝の可能性も十分ある。
首脳陣の一人は「下克上で勝てば面白くなる。空気を読まずにやるしかない」と意気込み、選手間からも「去年のDeNAのような気持ちをもちろん味わいたい。シーズンは優勝できなくても上位3チームに日本一のチャンスがある」と下克上に燃える声が聞こえてくる。
視線の先にはセ・リーグ3位の巨人もある。パ・リーグ3位のオリックスは、優勝したソフトバンクに13・5ゲーム差をつけられて貯金8。一方の巨人は阪神に15差をつけられて貯金1だ。両者の激突が実現すれば前代未聞の〝KY日本シリーズ〟となり、またぞろCS制度見直しへの議論が沸き起こるのは間違いない。
CSのあり方については近年ルール改正が叫ばれ、廃止論も根強い。今季の阪神のように10ゲーム差以上の独走Vなら「CSアドバンテージ2勝」を唱える評論家や識者が多く「3位チームが勝率5割を切ればCS出場権なし」「日本シリーズは従来の形に戻して別のカップ戦を開催」「日本シリーズの名称変更」など多くの意見が交わされている。
フロント幹部は「当然巨人とやる可能性だってあるし、3位同士でどうなんだって今後の議論のきっかけになる。見直しの声がいっぱい出てくるはず。いい方向に向けばいい」と問題提起ができるとした。
CS進出を果たしたとはいえ、話題に乏しいシーズンを過ごしたオリックス。最後に球界をざわつかせるか。












