虎のエース右腕が、南国のマウンドで圧巻の投球を披露した。阪神・才木浩人投手(25)が、8日のみやざきフェニックスリーグ・西武戦(南郷)に先発。6回をノーヒットノーランに抑える快投で、クライマックスシリーズファイナルステージに向けて弾みをつけた。
初回に先頭打者へ四球を与えたものの、その後は一人の走者も許さない堂々の投球。直球に加え、フォークやスライダーなどの変化球も冴えわたり、西武打線を完璧に封じた。
「フォークの感じも良かったし、あとは甲子園のマウンドでしっかり投げてというところ。調整としてはすごく良かった」と手応えは十分だ。
レギュラーシーズンでは課題としていたフォークの精度も抜群だったといい、「ずっとアナリストさんと話しながら回転や感覚を確かめながらやってきた。シーズン中は微妙だなという感じですが、それがハマってきたのかなと」と大粒の汗をぬぐいながら振り返った。
藤川球児監督(45)も「これで体のリカバリーができれば、準備もできるんじゃないかな。あとはチームとして気持ちを高めていくところに入っていける」とうなずいた。
前日7日の残留練習後には「3つ勝って日本シリーズにいけたらいいかなと思います」と力強く宣言していた右腕。虎の頼れる男が、秋の大舞台へ準備万端だ。












