オリックスが11日に開幕する日本ハムとのCSファーストステージ(エスコン)に向け、先発陣の算段に苦慮している。
7日に京セラドームで全体練習を行った岸田護監督(44)は「3位だったんで、下克上という言葉になってしまう。勝ち上がれるように失敗を恐れずに立ち向かっていく。チャレンジャーですから、思い切っていくしかない」と気合十分。ファーストステージからの挑戦は2014年以来、11年ぶりとなるが「初回に点が取れたら一気に流れがこっちにくるでしょうし、そうでなくても粘ってやっていくしかない。攻めないといかんでしょうね。野手陣は攻めて攻めてでやってますので、そこは変わらず」と先制点が重要になるとした。
とはいえ、不安なのが先発陣だ。5勝8敗ながらローテを守って防御率2・98のアンダーソン・エスピノーザ投手(27)が左脇腹痛で痛恨の離脱。そのため山下、宮城で連勝なら15日からのファイナルステージ初戦を九里でスタートできるが、3戦目までで三本柱を使えば、ソフトバンクを相手に田嶋、曽谷、寺西らでしのいでいくことになる。
そこで浮上したのが〝ブルペンデー〟だ。救援陣は山崎、椋木、横山、岩崎、山岡、入山、才木、マチャドら充実の顔ぶれとなっており、首脳陣の一人は「とりあえず突破しないといけない。ブルペンデーもゼロではない。いろんなことがある。1試合目が終わってみないと流動的だし、ブルペンで使う人数にもよるし、前もっては決められない。短期決戦は状態のいい、悪いの見極めがすごく重要。すんなりいくパターンもあるし、ぐちゃぐちゃになるかもしれない。その意味では可能性はゼロではないですね」と視野に入れている。
1試合をしのぐだけで山下、宮城の再登板に余裕ができる。総力戦覚悟の短期決戦。ブルペン陣の奮起で下克上なるか。












