中日・松山晋也投手(25)が1日、初の最多セーブ王に輝いた。前日(9月30日)に巨人のライデル・マルティネス投手(28)に46セーブで並ばれたが、中日が2―5で敗れたこの日の巨人戦(東京ドーム)では両投手とも登板機会がなく、中日、巨人とも全日程を終了。仲良くタイトルを分け合う形となった。
「よかったです。みんなに感謝しています」と語った松山だが「まだまだ。1セーブ、損しているので。あそこで抑えていればCSのチャンスもあったと思う。そこはしっかり反省して。あとは自分の投球を反省して、臨んでいきたい」と今季唯一の黒星を喫した9月6日の巨人戦(バンテリン)に言及するなど、最後までストイックな姿勢を貫いた。
今季は53試合に登板して0勝1敗46セーブ、防御率1・54の成績。右尺骨肘頭疲労骨折で7月4日に登録を抹消されてから1か月以上、戦線離脱(8月9日に一軍復帰)となったものの、セーブシチュエーションでの失敗はわずか1回だけでマルティネスと共に岩瀬仁紀、藤川球児に並ぶセ・リーグ最多タイの46セーブを記録した。
昨年までのチームメートと、最後まで激しいセーブ王争いを繰り広げたが「ライデルがライバル、ライバルがライデル」と井上監督が語ったように2人はシーズンを通じて鍛錬しあった。「セ・リーグを2人で盛り上げようぜ」「もちろんだ」とシーズン前半に2人は言葉を交わしたが、まさにその通りの展開となる。
松山が戦線離脱した7月にマルティネスは2敗するなど調子を落としたが「(マルティネスは)僕がいなくなったのでやられたのかもしれない。たぶん僕のせい。(自分が)復帰したのでこれからデッドヒートしたいですね。ライデルと勝負できるのは光栄。いい関係で高め合いたい」と自身の発奮材料にしていた。
1か月以上の抹消期間がありながらセ・リーグ記録をマークしただけに、来季はさらに期待が高まる。「50試合以上投げて抑えることが全てだと思うので、そこを目指してしっかりやりたいです!」。盟友とのセーブ王争いは、これからしばらく名勝負シリーズとなりそうだ。












