元新日本プロレスで「ロス・トランキーロス・デ・ハポン(LTJ)」の内藤哲也(43)が、新パレハ加入の真相を明かした。9月20日(日本時間21日)からの欧州遠征でスペイン、ドイツ、英国で4試合をこなしたLTJには、アンヘル・ロイス(20)が新メンバーとして合流。内藤はその経緯を明かす一方で、古巣・新日本の来年1月4日東京ドーム大会の話題にも言及した。

 BUSHIとともに欧州遠征に出ていた内藤は、帰路で乗り継ぎに失敗して迷子になった末、1日早朝に一人寂しく帰国。記者を空港に緊急招集すると、聖地・ファミレスではなく最近お気に入りの喫茶店でモーニングに連行した。

左から内藤哲也、アンヘル・ロイス、BUSHI(LTJ提供)
左から内藤哲也、アンヘル・ロイス、BUSHI(LTJ提供)

「新日本を辞めてから試合数の少なさは感じていたので。今回連戦してみて体の痛みとかありましたけど、それが懐かしく感じて。これでこそプロレスラーだなと感じました。早くまた試合がしたいですし、プロレスを見せた事がない国がたくさんあるので。いろんな国の方々に生の内藤哲也を見せたいと思ってます」と振り返りつつチーズカリートーストに舌鼓。10月に香港、11月にシンガポールでの試合が発表済みで、今後もアジア・欧州を中心に増えていく見込みだという。

 さらに今回の遠征では、新パレハのロイスがLTJに加入した。スペイン出身の20歳で、英国・RPWを主戦場とするデビュー2年の新鋭だ。「7月に英国に行った時にBUSHIが彼の試合を見て気にかけていたんですよ。スペインでも出ていたので俺も見て、可能性を感じたのでこちらから声をかけました」とスカウトの経緯を説明。現在は日本にもデビューを目指している練習生がいることもあり「少数がいいとは思っているので、これから世界各国でパレハを作って…みたいな考えはないです。一緒に戦っていく仲間、強力なパートナーも欲しいですけど、同じくらい新しい選手を育てていこうという興味が湧いてきた感じですね」と、人材育成も進めていくつもりだ。

 現段階で国内で試合をする意向はないという内藤だが、古巣の新日本の情報はチェックしているという。「気になるのはやっぱり棚橋弘至が誰と引退試合をやるのかなと。俺の中で『この選手でしょ』っていうのは頭に浮かんでますが」と来年1・4ドームで引退する棚橋に熱視線。「ただこの話題は数か月後にはなくなってしまうわけで、危機感も必要なのかなと。今一番大事なのは棚橋弘至の引退試合を盛り上げることではなくて、その後の新日本プロレスを誰が引っ張っていくのかだと思って見てますね。…まあ辞めた俺が言うのもなんなんですが」と、本当に一体どの口が言っているのか心配になる発言を繰り出した。

 言いたいことを言い終えた内藤は「それにしてもここの豆菓子って一度食べると止まらなくなるよね…。レジで売ってるヤツ買って来るから少し待ってて」と離席。しかし、一向に帰ってくる気配はなく、テーブルの上には伝票だけが残された。