オリックスがCS突破に虎視眈々だ。28日の楽天戦(京セラ)は10―5で大勝し、先発した宮城大弥投手(24)は5回1失点で7勝目(3敗)を挙げた。
シーズンを3位で乗り切り、照準を定めているのがCSファーストステージで対戦する日本ハムだ。今季は12勝12敗1分けと五分の戦いを演じ、苦手意識は全くない。対戦成績では九里が4勝で防御率2・18、宮城が2勝で同2・25、曽谷、才木、川瀬も抑えており、攻撃陣では頓宮、中川、広岡、杉本らが相性のよさを発揮してきた。
10月11日の初戦はエース左腕・宮城の登板が濃厚とみられ、チーム関係者は「一発勝負なので何が起きるか分からないし、先発の宮城と伊藤の勝負になる」と言うが「山下も戻ってきていい状態にあるし、ここにきて中継ぎ陣が安定してきたのが大きい。椋木の状態が今一番いいし、岩崎、山崎、入山と厚みが出ている。クローザーもマチャド、才木のどちらでもいける。みんながそろった感じがある」とこちらに分があるとみている。
ファイナルステージに進出したとしても、ソフトバンクも恐れるに足りない。今月20日からの4連戦で全勝し、今季1勝もできていなかった敵地で王者を圧倒。21日は6年目の佐藤が5回無失点で今季初勝利をマークし、リリーフの山崎は2戦連続で無死満塁の絶体絶命のピンチを無失点で抑え、強烈な印象を植えつけた。
「日本ハムもソフトバンクもかつての柳田や吉田正尚(現レッドソックス)みたいなすごい存在がいるわけではない。どこもずばぬけた力ではないので、下克上できる可能性はある」(同)。コーチ陣も「毎年上位争いができる、底力があるということを証明できるチャンスだ」と口をそろえる。苦戦が続いた今季、最後に主役に躍り出ることができるか。











