ドジャースは22日(日本時間23日)時点でナ・リーグ西地区の首位を守り、2位のパドレスに3ゲーム差(試合開始前)をつけている。

 今季は残り6試合で、両チームの直接対決はドジャースの9勝4敗ですでに終了した。ただ、10月のポストシーズンに入れば再び激突する可能性は十分ある。昨年の地区シリーズではドジャースがあと1敗で終戦の崖っぷちに追い込まれながらも底力を見せて連勝。ワールドシリーズも制して頂点まで駆け上がった。

 ライバル関係は今季も続き、6月の4連戦では計8死球が飛び交う大乱戦。両監督は退場、乱闘寸前のもみ合いにまで発展した。2020年からドジャースに加入し、現在は大谷、フリーマンと〝MVPトリオ〟を組みながら攻守の要となっているムーキー・ベッツ内野手(32)はどう感じているのか。この日までに公開された米メディア「FANSIDED」のインタビュー動画で自身の〝肌感覚〟で打ち明けている。

 ベッツはまず「僕がドジャースに入ってからサンディエゴ(パドレス)は好調だ。彼らが弱かった頃は知らない」とした上で「サンディエゴはドジャースに対してより強い憎悪を抱いていると思う」と語った。ホームのドジャー・スタジアムではまだしも、パドレスの本拠地であるペトコ・パークともなれば大観衆から盛大なブーイングで迎えられる。しかも、球場内はドジャースファンとパドレスファンがトラブルになることも少ない。それだけヒートアップした環境は、プレーする側からすれば完全アウェーのまさに敵地だ。

 しかし、ベッツは「でも、それが楽しいんだよ。それが面白いんだ。この雰囲気でプレーするのは難しい。だって、ここの連中は本当に俺たちのことを嫌っているからさ」。尻込みするこどころか、かえって闘争心をかき立ててくれるシチュエーションのようだ。

 今季のベッツは開幕直前に重度の体調不良に見舞われ、一時は体重が激減。その後は自宅で左足の親指を骨折するなどのアクシデントもあったが、9月に入って月間打率は3割を超え、6本塁打と一段と調子を上げてきた。2年連続のワールドシリーズ制覇へ、今後も頼もしい戦力となりそうだ。