陸上の世界選手権(東京・国立競技場)、男子20キロ競歩で28位に沈んだ山西利和(愛知製鋼)に対し、日本陸連の山崎一彦強化委員長がねぎらった。
金メダルが期待された山西は、20日のレースで15キロ付近からペースアップ。金メダルにグッと近づいたが、終盤に3度目の警告を受けると、ペナルティーゾーンで2分間の待機を余儀なくされた。最終的には1時間22分39秒で28位に沈んだ。
21日に会場で取材に応じた山崎強化委員長は、山西について言及。「メダルを常時取ってくれて、海外のトレーニングや情報を得たり、海外の技術を取り入れたり(ライバルたちを)追い抜いて世界記録をつくったりしていた。金メダルを取ったり、常時この世界陸上までに貢献してくれた選手だった」と語った。
山西は東京五輪覇者のマッシモ・スタノ(イタリア)など世界のトップ選手らと練習を行い、世界のトップを常に目指してきた。2月には1時間16分10秒の世界記録を樹立していた。
今後は2026年アジア大会(愛知)、27年世界選手権(中国・北京)、28年ロサンゼルス五輪が控える。山西にはまだまだリベンジのチャンスが残されている。












